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フリースクールの費用はいくら|月謝の相場と助成

公開日: 2026-07-21 / 最終確認日: 2026-07-21

保護者

フリースクールを探し始めたのですが、費用がどれくらいかかるのか見当がつきません。学校とは違って公的な施設ではないですよね。

案内役

そのとおりです。フリースクールは民間の施設なので、料金は施設ごとに決めています。国の設置基準や統一料金はありません。ただし、こども家庭庁が令和6年度に実施した調査で、費用の分布についてある程度の傾向がわかっています。まずはその数字から見ていきましょう。

月謝の相場

保護者

月々の費用は、どれくらいが多いんでしょうか。

案内役

こども家庭庁の調査(フリースクールを含む393団体が回答)によると、毎月かかる金額は「10,001円〜30,000円」が37.9%、「30,001円〜50,000円」が26.7%で、この2つの区分だけで6割を超えています。一方で「0円」の施設が4.6%、「50,001円以上」の施設が10.7%あり、無料に近い施設から高額な施設まで幅があります。

フリースクールの毎月の費用分布(こども家庭庁調査・n=393)

毎月の費用割合
0円4.6%
1〜3,000円9.2%
3,001〜5,000円3.8%
5,001〜10,000円6.9%
10,001〜30,000円37.9%
30,001〜50,000円26.7%
50,001円以上10.7%
保護者

1〜5万円のあたりに集中しているんですね。ボリュームゾーンはわかりました。

案内役

はい。ただし活動内容やスタッフ体制によって差が大きいのが実情です。この記事の数字は目安として受け止めて、気になる施設には個別に料金表を確認してください。

入会金・その他の費用

保護者

月謝以外に、入会するときにまとまった費用がかかることもありますか。

案内役

同じ調査では、入会金についても聞いています。「0円」が30.8%で最も多く、次いで「10,001円〜30,000円」が21.9%でした。無料の施設が3割ある一方で、5万円を超える入会金を設定している施設も1割強あります。

フリースクールの入会金分布(こども家庭庁調査・n=393)

入会金割合
0円30.8%
1〜3,000円5.6%
3,001〜5,000円7.1%
5,001〜10,000円12.0%
10,001〜30,000円21.9%
30,001〜50,000円7.6%
50,001〜70,000円4.6%
70,001〜100,000円5.9%
100,001円以上4.1%
保護者

入会金も施設によってかなり違うんですね。月謝以外に教材費や行事費がかかることはありますか。

案内役

施設によってはあります。見学時にもらう料金表が月謝だけを示していて、教材費や行事費、送迎費が別立てになっているケースもあるので、案内資料に載っていない費用がないか、その場で質問しておくと安心です。

教育支援センターとの違い

保護者

費用のことを考えると、公的な施設のほうが安いんでしょうか。

案内役

選択肢のひとつに、教育委員会が開設する教育支援センター(適応指導教室と呼ばれることもあります)があります。文部科学省のリーフレットでは、教育支援センターは公共施設内にあることが多く、利用料は基本的に無料と案内されています。フリースクールとは運営主体も費用の仕組みも異なるので、費用を抑えたい場合は候補に入れて比較してみる価値があります。

保護者

費用だけで選ぶわけにもいかなそうですが、選択肢として知っておきたいです。

案内役

そうですね。文部科学省のリーフレットでは、フリースクール等について、一定の要件を満たせば在籍校での出席認定や成績評価の対象になるとされています。教育支援センターについても、学校外の学びの場として同じリーフレットで案内されていますが、出席の扱いは施設や自治体ごとに確認が必要です。まずは在籍校や教育委員会の不登校相談担当に相談すると、地域にどんな学びの場があるか案内してもらえます。

自治体の利用料助成

保護者

フリースクールの費用について、自治体からの補助はないんでしょうか。

案内役

自治体によっては利用料の一部を助成する制度があります。たとえば東京都は「フリースクール等利用者等支援事業」として、不登校の小・中学生がフリースクール等を利用する場合、月額最大2万円(利用料が2万円未満のときはその額)を助成しています。ただし入会金・施設維持費・教材費などは対象外です。

助成制度は自治体ごとに内容が異なります

助成の有無、金額の上限、対象になる費用の範囲は自治体によって大きく異なり、年度ごとに予算や募集期間が決まっている制度も多くあります。「必ず助成が受けられる」とは限りません。お住まいの自治体の教育委員会やこども家庭担当窓口に、最新の制度内容を直接確認してください。

保護者

自分の住んでいる自治体にも制度があるか、まず調べてみます。

案内役

施設を決める前に確認しておくと、申請のタイミングを逃さずに済みます。費用面の相談と合わせて、在籍校や教育委員会にも早めに声をかけておくとスムーズです。

見学で確認したいこと

保護者

見学のときに、費用面で聞き漏らさないようにしたいです。何を確認すればいいですか。

案内役

月謝以外にかかる費用の有無、入会金の金額と返金の可否、兄弟姉妹で通う場合の割引の有無、自治体の助成制度が使えるかどうかは、最低限確認しておきたい項目です。

  1. 料金表・パンフレットで月謝・入会金の金額を確認する
  2. 教材費・行事費・送迎費など月謝以外の費用がないか質問する
  3. お住まいの自治体に利用料助成制度がないか調べる
  4. 在籍校や教育委員会に、出席の扱いと合わせて相談する
保護者

費用だけでなく、活動内容や出席の扱いも合わせて聞いておいたほうがよさそうですね。

案内役

そのとおりです。フリースクールとは何か出席扱いの条件も参考にしながら、当サイトのフリースクール検索で候補を絞り込んで、見学時にまとめて確認してみてください。

よくある質問

保護者

最後に、費用についてよく聞かれそうな疑問をまとめて聞いてもいいですか。

案内役

もちろんです。ひとつずつお答えします。

保護者

フリースクールに通えば、月謝は必ず1万円以上かかりますか。

案内役

そうとは言い切れません。こども家庭庁の調査では毎月の費用が「0円」の施設も4.6%ありました。無料または低額の施設もあるので、費用は施設ごとに確認してください。

保護者

自治体の助成制度を使えば、自己負担はなくなりますか。

案内役

制度によって上限額や対象費用の範囲が異なるため、自己負担がゼロになるとは限りません。たとえば東京都の制度では、入会金や教材費は助成の対象外です。お住まいの自治体の制度内容を直接確認してください。

保護者

教育支援センターとフリースクール、費用面ではどちらを選ぶべきですか。

案内役

費用だけで一概にどちらがよいとは言えません。教育支援センターは利用料が基本的に無料である一方、活動内容や開所日数はフリースクールと異なります。お子さんに合うかどうかも含めて、在籍校や教育委員会に相談しながら比較することをおすすめします。

この記事について

この記事は一般的な情報の提供を目的としています。出席扱いや公的支援などの制度は自治体・学校ごとに運用が異なるため、最終的な判断は在籍校・教育委員会・各施設への確認をお願いします。記事はAIによる下書きと機械チェックののち、公開前に人間が内容を確認しています(編集・レビュー方針)。

参考資料(一次情報)