保護者向けガイド
香川のフリースクール補助金と出席扱い・相談窓口
公開日: 2026-10-14 / 最終確認日: 2026-10-14
保護者高松市に住んでいます。中学1年の子が学校に行けなくなり、フリースクールを考え始めました。香川県には、フリースクールの月謝を補助してくれる制度はありますか。
案内役2026年10月14日時点で、保護者に利用料を補助する制度は、当サイトが読んだ県と高松市・丸亀市・三豊市の公式資料では見つかっていません。ただ、高松市には2026年10月1日に始まった「高松市フリースクール助成金」があります。これは保護者ではなく、フリースクール等の民間施設の活動や運営費に対する助成なので、家計に直接入るお金ではありません。
保護者保護者向けではないのですね。それでも知っておく意味はありますか。
案内役あります。助成を受ける施設には学校への月例報告などの条件がつくので、施設選びの目安になります。この記事では、補助の確かめ方と高松市の助成金の中身、出席扱いの考え方、公的な教育支援センター、相談窓口、県内の施設の探し方の順にお話しします。
保護者向けの補助は「公式資料では確認できていない」、高松市には施設向け助成金がある
保護者まず、補助の有無をどう確かめたのか教えてください。
案内役この節では、当サイトが読んだ公式資料と、高松市の助成金の中身を話します。読んだ資料を表にまとめます。どれも「保護者向けの補助はない」と明記しているわけではなく、保護者向けの利用料補助の記載が見当たらなかった、という意味です。
| 確認した公式資料 | フリースクール利用料の保護者向け補助 |
|---|---|
| 香川県教育委員会「不登校児童生徒支援の手引き」(2024年6月発行) | 記載は見当たらない |
| 香川県教育委員会「教育相談窓口」(公開日2026年7月31日) | 記載は見当たらない |
| 高松市総合教育センター「不登校対策事業」・高松市フリースクール助成金交付要綱(2026年10月1日施行) | 保護者向けの記載はない。施設向けの助成金がある |
| 丸亀市教育委員会「不登校等相談窓口」パンフレット(令和7年度) | 記載は見当たらない |
| 三豊市子育て支援課「登校渋り・不登校に関する相談」(更新日2026年9月3日) | 記載は見当たらない |
保護者高松市の助成金は、どんな施設が対象なのですか。
案内役要綱では、不登校の子どもへの相談や指導を行うフリースクール等の民間施設の、活動と運営にかかる経費が対象です。高松市立の小・中学校に在籍する不登校の子どもの相談・指導を行っている市内の施設で、予算の範囲内で交付されます。金額は、活動事業費が上限5万円、施設運営費は高松市立小・中学校に在籍する子どもの延べ利用日数に500円をかけた額と10万円のうち少ない方です。
保護者施設にとっては大きな額ではなさそうですね。保護者には何が関係しますか。
案内役対象事業の条件が、保護者にとっての目安になります。指導要録上の出席扱いとすることができる事業であること、在籍校に月例の状況報告を行う事業であること、営利を目的としないことなどが要件です。つまり、この助成を受けている施設は、学校との連携を前提にした運営をしていると考えられます。ただし、施設が助成を受けているかどうかは当サイトでは確認していないので、見学のときに施設へ直接聞いてください。
保護者丸亀市や三豊市に住んでいる場合は、どこに聞けばいいですか。
案内役お住まいの市町の教育委員会に「フリースクールの利用料に対する保護者向けの補助はあるか」と、そのまま聞くのが確実です。あわせて学校との連携の仕方も聞いておくと、次の節の出席扱いの話につながります。自治体ごとの補助の傾向は地域別のフリースクール補助に、費用の目安はフリースクールの費用にまとめています。
保護者わかりました。
出席扱いは在籍校の校長が判断する

保護者フリースクールに通った日は、学校の出席になりますか。
案内役この節では、文部科学省の通知と香川県・高松市の資料をもとに、出席扱いの考え方を確認します。文部科学省の通知では、学校外の施設で相談・指導を受けた日数を、一定の要件を満たす場合に指導要録上の出席扱いとすることができる、とされています。判断するのは在籍校の校長です。
保護者香川県は、この考え方をどう扱っているのですか。
案内役県教育委員会の手引きにも同じ考え方が載っています。公的な機関か、校長と教育委員会が適切と判断した民間施設等で相談・指導を受けている場合、一定の要件を満たした上で、校長は出席扱いとし、その成果を評価に反映できるとしています。手引きの実践事例では、学校が施設に月1回「利用日数」や「日課票」などの報告書の提出をお願いし、校長が教育委員会と相談して出席扱いにしていました。
保護者通っているという事実だけでは足りないのですね。
案内役そうです。手引きは、施設を利用している情報だけで判断するのではなく、子どもや保護者とコミュニケーションをとりながら柔軟に判断する、と書いています。フリースクールに通えば自動的に出席扱いになるわけではなく、学校との話し合いが前提です。
保護者高松市では、具体的にどう進むのですか。
案内役高松市教育委員会は2022年4月1日付で、保護者と関係施設向けの資料を出しています。要件は2つで、保護者と学校と施設の三者が家庭訪問や電話連絡などで適切に連携できていること、子どもが施設に通所または入所して有効かつ適切な相談・指導を受けていることです。学校外の施設としては教育支援センターなどの公的機関が先に挙げられ、公的機関での指導の機会が得られない等の場合に、本人や保護者の希望もあれば民間施設も考慮されてよいとされています。
- 在籍校に「学校外の居場所を考えていて、出席扱いの相談をしたい」と伝える
- 施設を見学し、学校への報告の経験や連絡の方法を聞く
- 校長が高松市教育委員会と協議し、民間施設についてのガイドラインをもとに判断する
- 出席扱いは、校長が教育委員会と協議して認定した日以降が対象になる
保護者認定より前に通った日は対象外になるのですね。
案内役高松市の資料ではそう書かれています。通い始める前に学校へ相談しておくと、認定までの空白を小さくできます。高松市のガイドラインには、入会金や授業料などの情報が明確で保護者に説明されていること、体罰などの不適切な指導がないこと、施設が保護者に定期的に連絡することも要件として挙がっています。見学で確かめる項目としても使えます。
保護者丸亀市や三豊市ではどうですか。
案内役丸亀市教育委員会のパンフレットは、フリースクール等について、一定の要件を満たせば在籍校での出席認定や成績評価の対象になると説明しています。三豊市については、出席扱いの手順を独自に示した保護者向け資料は、2026年10月14日時点で当サイトでは見つけられていません。市町や学校によって運用が違う可能性があるので、在籍校に直接確認してください。出席扱いになった日数と施設名は、文部科学省の通知で指導要録に記入するとされています。
出席扱いの相談で押さえておくこと
- 判断するのは在籍校の校長(民間施設は教育委員会と連携して判断)
- 保護者・学校・施設の連携が要件。高松市は三者の連携を明記している
- 高松市では、校長が教育委員会と協議して認定した日以降が出席扱いの対象
- 学校への月例報告など、施設側の報告体制を見学で確かめる
保護者学校との話し合いが入口なのですね。
案内役そうです。全体像はフリースクールと出席扱いにもまとめています。次は、公的な居場所である教育支援センターについてお話しします。
公的な教育支援センター
保護者教育支援センターというのは、どんな場所ですか。
案内役この節では、高松市・丸亀市・三豊市の教育支援センターを紹介します。県の手引きでは、不登校の子どもに居場所を提供し、学習支援や相談などを行うことを目的に、各市町の教育委員会等が設置している公的機関とされています。高松市には「新塩屋町 虹の部屋」(高松市末広町5番地、電話087-851-2011)と「みなみ」(高松市出作町348番地6、電話087-889-8900)の2か所があります。
保護者申し込みはどこにすればいいですか。
案内役高松市教育支援センターのサイトでは、通室を希望する場合は在籍校に問い合わせるよう案内しています。その他の問い合わせは高松市総合教育センター(電話087-811-2161)です。
保護者丸亀市や三豊市にもありますか。
案内役丸亀市には教育支援センター「友遊」(電話0877-23-1150、平日10時00分から17時00分)があります。小集団の活動や個別学習、個別の教育相談、交流活動、体験活動などを行っていて、パンフレットでは利用料は基本的に無料、申し込みは所属学校からとされています。三豊市教育支援センターは、みとよ未来創造館の2階で、月曜日から金曜日の9時00分から15時00分に活動しています。水曜日と月末は午前中のみの開室で、申し出は通学している学校へ、と案内されています。
| 比較項目 | 教育支援センター(虹の部屋・友遊など) | フリースクール等民間施設 |
|---|---|---|
| 設置者 | 市町の教育委員会 | 民間 |
| 利用料 | 丸亀市は基本的に無料。他は各教室に確認 | 施設ごとに異なる(保護者向け補助は公式資料で確認できていない) |
| 出席扱い | 在籍校の校長の判断 | 在籍校の校長が教育委員会と連携して判断 |
| 申し込み | 在籍校に相談 | 施設に直接問い合わせ |
保護者公的な教室も見学してから決めたほうがよさそうですね。
案内役高松市の資料でも公的機関が先に挙げられているので、比べてから選ぶと納得して決めやすくなります。違いは教育支援センターとフリースクールの違いにまとめています。次は、迷ったときに電話できる相談窓口です。
香川県内の相談窓口
保護者誰に相談すればいいかわからないときは、どこに電話すればいいですか。
案内役この節では、県と3市の公的な相談窓口をお伝えします。県の窓口は香川県教育センターです。「学校に行きづらい」などの家庭生活や学校生活の悩みを受け付けていて、子ども電話相談は087-813-3119、子育て電話相談は087-813-2040で、どちらも9時00分から21時00分まで通年で受けています。
保護者夜間や休日はどうすればいいですか。
案内役24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)が24時間・通年です。来所相談は087-813-0945で予約し、FAX相談(087-881-3272)やメール相談もあります。
案内役高松市在住なら、高松市総合教育センターのいじめや不登校に関する相談電話(087-821-0099、8時30分から19時00分、土日・祝日・年末年始を除く)が使えます。匿名でも相談でき、対象は市内在住の小・中学生と保護者です。不登校に関するカウンセラーの面接相談は、虹の部屋(予約087-811-2163)とみなみ(予約087-889-8900)で、受付は8時30分から17時00分です。
| 窓口 | 電話 | 受付 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 香川県教育センター 子ども電話相談 | 087-813-3119 | 9時00分〜21時00分(通年) | 子ども本人の相談 |
| 香川県教育センター 子育て電話相談 | 087-813-2040 | 9時00分〜21時00分(通年) | 保護者の相談 |
| 24時間子供SOSダイヤル | 0120-0-78310 | 24時間(通年) | 夜間・休日も対応 |
| 高松市総合教育センター 相談電話 | 087-821-0099 | 8時30分〜19時00分(土日・祝日・年末年始を除く) | いじめ・不登校。匿名可。市内在住の小・中学生と保護者 |
| 丸亀市教育委員会 学校教育課 | 0877-24-8821 | 市に確認 | 不登校に関する相談全般 |
| 丸亀市少年育成センター | 0120-734970(無料)・0877-22-4970 | 市に確認 | 子ども本人・保護者の電話相談、来所相談 |
| 三豊市こども家庭センターなないろ | 0875-73-3016 | 随時(電話・来所・訪問) | 保健師・社会福祉士が対応。居場所の紹介、学校との連絡調整 |
保護者親同士で話せる場はありますか。
案内役丸亀市のパンフレットには不登校親の会が載っていて、申込先は教育支援センター友遊(0877-23-1150)です。三豊市のなないろは、9月から12月頃に登校渋り・不登校に関する個別相談会も開いています。また、丸亀市と三豊市のページでは、NPO法人親の育ちサポートかがわが発行する「ユニパスバンク~不登校編~」が案内されています。フリースクールやフリースペース、親の会、当事者と家族の体験談が載った情報誌です。
保護者少しほっとしました。
案内役県の手引きも丸亀市のパンフレットも、不登校はどの子どもにも起こり得るという認識に立っています。ひとりで抱え込まずに、まず電話してみてください。相談先の選び方は不登校の親の相談先にもまとめています。
保護者実際にフリースクールを探すにはどうすればいいですか。
香川県内のフリースクールの探し方と、近くにない場合
案内役この節では、県内の施設の探し方と、通える範囲に見つからない場合の考え方をお話しします。2026年10月14日時点で、当サイトには香川県の施設を1件掲載しています。
保護者どんな施設か教えてください。
案内役フリースクール「ヒューマン・ハーバー」で、高松市上之町にあり、小学生・中学生・高校生年代が対象です。料金は当サイトでは未確認なので、施設ページから公式サイトを見て確認してください。県内の一覧は香川県のフリースクール一覧から見られます。掲載は随時増やしているので、見つからないときは市町の教育委員会や、先ほどのユニパスバンクも参考にしてください。
保護者西讃や島しょ部に住んでいる場合や、近くに施設がない場合はどうすればいいでしょう。
案内役3つの選択肢があります。
近くに施設がないときの3つの選択肢
案内役考え方は近くにフリースクールがない場合とオンラインフリースクールにまとめています。
保護者見学のとき、何を聞いておけばいいですか。
案内役3つ聞いておくと後がスムーズです。
見学で聞いておきたい3つのこと
- 利用料の内訳。月謝、入会金、活動費を分けて聞きます。保護者向けの補助が見込めない分、年間でいくらかかるかを先に把握しておくと安心です。
- 在籍校に活動状況を報告した経験があるか。高松市の助成金の要件にもなっている月例報告ができる体制かを聞きます。出席扱いの相談に関わります。
- 体験利用ができるかと、その費用
案内役見学の準備はフリースクール見学チェックリストも参考にしてください。
香川県でフリースクールを検討するときの順番
- 在籍校に「学校外の居場所を考えている」と伝え、出席扱いの相談ができるか聞く
- 市町の教育委員会に、保護者向けの利用料補助と出席扱いの手続きを確認する
- 虹の部屋・友遊など市町の教育支援センターも見学して比べる
- フリースクールを見学し、利用料の内訳と学校への月例報告の経験を聞く
この記事の情報について
- 補助制度の有無は、2026年10月14日時点で当サイトが読んだ公式資料の範囲での確認です。高松市の助成金は施設向けで、保護者に支給されるものではありません
- 電話番号や受付時間は各窓口の公式ページにもとづきます。変わることがあるので、利用前に確認してください
- 出席扱いは在籍校の校長が判断します。通えば出席扱いになると約束されるものではありません
保護者保護者向けの補助はなくても、学校と市に聞くところから始めればいいのですね。
案内役はい。費用の見通しと学校との連携、この2つを先に固めておくと、施設選びで迷う時間が減ります。不安なときは、ひとりで抱えずに相談窓口を使ってください。
この記事について
この記事は一般的な情報の提供を目的としています。出席扱いや公的支援などの制度は自治体・学校ごとに運用が異なるため、最終的な判断は在籍校・教育委員会・各施設への確認をお願いします。記事はAIによる下書きと機械チェックののち、公開前に人間が内容を確認しています(編集・レビュー方針)。
参考資料(一次情報)
- 不登校児童生徒支援の手引き(香川県教育委員会・令和6年6月発行)
- (別記1)義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて(文部科学省・令和元年10月25日通知)
- 教育相談窓口(香川県教育委員会・公開日2026年7月31日)
- 不登校対策事業(高松市総合教育センター)
- 不登校に関する相談窓口等について(丸亀市教育委員会学校教育課・更新日2025年7月19日)
- 登校渋り・不登校に関する相談(三豊市子育て支援課・更新日2026年9月3日)
- 高松市フリースクール助成金交付要綱(高松市・令和8年10月1日施行)
- 義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて(保護者・関係施設向け)(高松市教育委員会・令和4年4月1日)
- 高松市教育支援センター(高松市総合教育センター)
- 相談を希望される方(高松市総合教育センター)
- 不登校傾向が見られる児童生徒の保護者の方へ(不登校等相談窓口パンフレット・令和7年度 丸亀市教育委員会)
- 三豊市教育支援センター(案内PDF・三豊市)