保護者向けガイド

秋田のフリースクール補助金・出席扱い・相談窓口

公開日: 2026-09-26 / 最終確認日: 2026-09-26

保護者

秋田県に住んでいます。中学1年の子が学校に行けなくなって半年ほど経ち、フリースクールを考え始めました。ただ、月謝を払い続けられるかが心配です。秋田県にフリースクールの補助金はあるのでしょうか。

案内役

2026年9月26日時点で公式ページから確認できた範囲でお答えしますね。結論から言うと、秋田県全体で利用料を補助する制度は、県の公式ページでは確認できませんでした。一方で能代市には、フリースクールの利用料の2分の1を月額12,500円まで補助する制度があり、2026年4月の利用分から始まっています。能代市以外にお住まいの場合は、市町村ごとに教育委員会へ確認が必要です。この記事では、月謝の目安、能代市の補助の中身と申請の流れ、他の市町村の考え方、出席扱い、市町村が開設している教育支援センター、相談窓口、県内の施設の探し方の順にお話しします。

フリースクールの月謝はどのくらいかかるか

保護者

まず、フリースクールの月謝はどのくらいが普通なのでしょうか。

案内役

秋田県内だけを対象にした公的な料金調査は確認できていないので、全国調査の数字が目安になります。こども家庭庁の令和6年度調査研究では、フリースクール(フリースペースを含む、回答393施設)で毎月かかる金額は「10,001〜30,000円」が37.9%、「30,001〜50,000円」が26.7%で、この2区分で6割を超えています。「0円」は4.6%、「50,001円以上」は10.7%でした。入会金は「0円」が30.8%と最も多く、次いで「10,001〜30,000円」が21.9%です。

費目全国の分布(フリースクール・フリースペース、n=393)
毎月かかる金額10,001〜30,000円が37.9%/30,001〜50,000円が26.7%/0円が4.6%/50,001円以上が10.7%
入会金0円が30.8%/10,001〜30,000円が21.9%
保護者

月2〜3万円台が中心なんですね。年間にすると大きな金額です。

案内役

そうですね。費用の考え方そのものはフリースクールの費用にまとめてあります。秋田県内の施設の料金は施設ごとに違い、当サイトに掲載している県内の施設も料金は未確認なので、見学のときに月謝と入会金、そのほかにかかる費用を分けて聞くのが確実です。ここからは、その月謝に直接効く能代市の補助を見ていきましょう。

能代市の補助は「利用料の2分の1・月12,500円まで」

案内役

この節では、能代市の「フリースクール利用児童生徒支援補助金」の対象と金額を確認します。能代市は、不登校の子どもが安心して学べる環境づくりを支援するため、フリースクール利用料の一部を補助しています。根拠は能代市告示第122号の交付要綱で、令和8年7月1日に施行され、同年4月1日にさかのぼって適用されています。市の案内ページの公開日と最終更新日は2026年8月12日です。

保護者

対象になるのはどんな家庭ですか。

案内役

市の案内では、7つの条件のすべてに当てはまる保護者が対象です。能代市に住所があること、子どもが概ね30日以上学校に登校していないこと、フリースクールを原則として週1回以上利用していること、フリースクールの利用によって在籍学校で出席扱いとなっていること、他の制度で同じ利用料の補助を受けていないこと、市税等の滞納がないこと、フリースクールが子どもの様子などの情報を在籍学校へ提供することに同意できること、です。要綱では、30日以上の欠席は申請日の前1年以内で数えます。

保護者

「フリースクール」なら、どこでも対象なのでしょうか。

案内役

要綱の定義では、民間団体または個人が経営する、不登校の子どもへの支援を主な目的とした施設で、教育長が認定したものとされています。申請書の配布場所にも「市が認定したフリースクール」が挙げられているので、市が認定する仕組みがあることがわかります。ただ、認定施設の一覧は市の案内ページには載っていないので、利用したい施設が対象になるかは、申請前に学校教育課へ確認してください。

保護者

金額はどのくらい出るのでしょうか。

案内役

補助額は利用料の2分の1で、対象は学校の授業時間内の利用に係る費用です。要綱では月ごとに計算し、1円未満は切り捨て、月額12,500円が上限とされています。たとえば授業時間内の利用料が月25,000円なら補助は12,500円、月30,000円でも上限の12,500円です。対象外の費用の例として、入会金・年会費・入学金、交通費、教材費・実習費・イベント参加費、食費などの実費、体験利用の費用が挙げられています。2か所以上を利用する場合は、それぞれの対象経費を合算して計算します。

項目能代市の制度(案内ページ・要綱で確認できた内容)
対象者能代市に住所があり、子どもが概ね30日以上登校しておらず、フリースクールを原則週1回以上利用し、在籍学校で出席扱いになっている保護者(他の補助を受けていない、市税等の滞納がない、学校への情報提供に同意できること)
対象になる費用フリースクール利用料のうち、学校の授業時間内の利用に係るもの
対象外の費用入会金・年会費・入学金、交通費、教材費・実習費・イベント参加費、食費などの実費、体験利用の費用
補助額対象経費の2分の1(1円未満切り捨て)、月額12,500円が上限
対象施設教育長が認定したフリースクール(申請前に学校教育課へ確認)
適用開始令和8年(2026年)4月1日の利用分から
担当能代市教育委員会 学校教育課(二ツ井町庁舎内、電話0185-73-5178)
保護者

毎週通わないといけない、ということでしょうか。

案内役

要綱にはそういう趣旨の規定があります。その月のうち、授業日が3日以上ある週にフリースクールを1回も利用しない週があると、その月は補助金が交付されません。体調の波で通えない週があると、その月分がまるごと対象外になるので、申請前に学校教育課へ「どこまで柔軟に見てもらえるか」を聞いておくと安心です。

能代市の補助のポイント

  • 利用料の2分の1、月額12,500円が上限。授業時間内の利用分だけが対象
  • 入会金・交通費・教材費・体験利用の費用は対象外
  • 在籍学校で出席扱いになっていることが条件(学校との相談が先)
  • 1回も利用しない週がある月は交付されない
  • 対象施設は教育長が認定したもの。申請前に学校教育課へ確認
保護者

条件はわかりました。実際の手続きはどう進めればいいですか。

能代市の申請は「利用を始める前」に出す

能代市フリースクール利用料補助金の申請の流れの図解。①学校に相談(出席扱い)②利用開始前に申請 ③利用して支払う ④報告と請求して振込。補助額は利用料の2分の1で、上限は月額1万2,500円
案内役

この節では、市の案内ページと要綱に書かれた手続きの順番を追います。いちばん大事なのは、交付申請はフリースクールの利用を始める前に出すという点です。要綱では、利用開始日が4月から翌年2月の場合は利用開始日の前日まで(4月1日開始なら当日まで)、3月開始の場合は3月10日までに、年度ごとに申請書(様式第1号)を出すことになっています。特にやむを得ない事由があると市長が認める場合は例外がありますが、原則は「先に申請」です。

  1. 在籍学校に「フリースクールを利用する場合、出席扱いの相談ができるか」を聞く(補助の条件に出席扱いが入っているため)
  2. 利用したい施設が市の認定を受けているか、学校教育課(0185-73-5178)に確認する
  3. 利用開始日の前日までに、交付申請書(様式第1号)を学校教育課(二ツ井町庁舎内)か能代教育事務所(市役所第一庁舎内)へ提出する
  4. 市が審査し、交付か不交付かの通知が届く
  5. 学校の授業時間内にフリースクールを利用し、利用料を施設に支払う(領収書などの支払いを証する書類を保管する)
  6. その年度の利用料の支払いがすべて終わったら、支払完了報告書(様式第3号)に支払いを証する書類を添えて提出する
  7. 補助金額の確定通知が届いたら、請求書(様式第5号)を提出する
  8. 指定口座に補助金が振り込まれる
保護者

一度立て替えてから、あとで戻ってくる形なんですね。

案内役

そのとおりです。要綱では、支払完了報告はその年度の利用料の支払いをすべて完了したときに出すことになっているので、振込は年度の後半以降になる見込みです。年度途中の家計の負担は続くので、その点は織り込んでおいてください。申請書、支払完了報告書、請求書、要綱、チラシは市の案内ページからダウンロードできるほか、学校教育課、能代教育事務所、市が認定したフリースクールでも配布しています。

保護者

学校とフリースクールの間で、情報のやりとりはあるのですか。

案内役

あります。要綱では、市が交付を決定したときに教育委員会と利用するフリースクールに申請内容を伝え、教育委員会は在籍学校とフリースクールの間で子どもに関する情報が共有されるよう連絡・調整に努める、とされています。対象者の条件に「フリースクールが子どもの様子を学校に伝えることに同意できる保護者」が入っているのはこのためです。見学のときに、施設側に「学校への情報提供に対応してもらえるか」を聞いておくとスムーズです。

申請でつまずきやすい点

  • 申請は利用開始日の前日まで。利用を始めてからの申請は原則として認められない
  • 出席扱いになっていることが条件なので、学校との相談を先に済ませる
  • 認定施設かどうかは案内ページに一覧がない。申請前に学校教育課へ確認する
  • 補助は年度の支払いがすべて終わった後の精算。立て替えが続く前提で計画する
  • 令和8年度に始まった制度なので、申請前に市の案内ページで最新の要綱と様式を確認する
保護者

うちは能代市ではないのですが、同じような制度はありますか。

能代市以外の市町村と、県の状況

案内役

この節では、県全体と他の市町村の状況をお話しします。まず県レベルですが、県教育庁義務教育課の小・中学校向けページには相談電話一覧やスクールソーシャルワーカー活用リーフレットなどが並んでいますが、フリースクールの利用料補助の項目は見当たりませんでした。県の「こども・若者の相談窓口」や「居場所の基本情報」のページにも利用料補助の記述はありません。2026年9月26日時点で、県全体の利用料補助は公式ページから確認できませんでした。

保護者

秋田市のような大きな市はどうでしょうか。

案内役

秋田市教育委員会の不登校支援のページは、教育支援センター「すくうる・みらい」の運営や保護者相談、2027年4月に開校予定の「秋田市立みらい学園小学校・中学校」の案内が中心で、フリースクールの利用料補助は確認できませんでした。当サイトで調べた範囲では、能代市以外の市町村で利用料補助のページを確認できたところはありませんでした。ですので、能代市以外の市町村では、お住まいの市町村教育委員会に「フリースクールの利用料補助はあるか」を直接聞くのが確実です。文部科学省の「不登校に関する地元の相談窓口」ページの秋田県欄には、秋田市、大館市、男鹿市、北秋田市、仙北市、大仙市、にかほ市、能代市の窓口が載っているので、電話先を探すときに使えます。

保護者

補助がない場合、費用面で他に頼れるものはありますか。

案内役

能代市の対象者要件に「他の制度で同じ利用料の補助を受けていないこと」とあるように、施設によっては民間の助成やクーポンを案内していることがあります。制度の有無や対象は運営団体によって違うので、施設に「利用できる外部の助成はあるか」を聞いてみてください。また、フリースクールにこだわらなければ、後の節で触れる教育支援センターや学びの多様化学校は公立の仕組みです。全国の自治体の補助の傾向は地域別のフリースクール補助、隣県の状況は岩手のフリースクール補助金と宮城・仙台のフリースクール補助金も参考になります。

保護者

費用の次に気になるのが出席扱いです。能代市の補助の条件にも出てきましたが、フリースクールに通えば学校の出席になるのでしょうか。

出席扱いは在籍校の校長が判断する

案内役

この節では、出席扱いの考え方を文部科学省の通知で確認します。通知では、学校外の施設で相談・指導を受けた日数を、一定の要件を満たす場合に指導要録上の出席扱いとすることができる、とされています。判断するのは在籍校の校長で、民間施設がその子にとって適切かどうかは、校長が設置者である教育委員会と十分に連携して判断します。つまり、フリースクールに通えば自動的に出席扱いになるわけではなく、学校との話し合いが前提です。

保護者

要件というのは、具体的にどんなものですか。

案内役

通知に書かれた要件は、保護者と学校の間に十分な連携・協力関係が保たれていること、施設は原則として教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関だが、公的機関での指導の機会が得られない場合や通うことが困難な場合で本人や保護者の希望もあり適切と判断されれば民間施設も考慮されてよいこと、その施設に通所または入所して相談・指導を受けること、です。あわせて、施設での学習の計画や内容が学校の教育課程に照らして適切と判断されれば、その学習を評価して指導要録に記入したり通知表で伝えたりすることに意義がある、とも書かれています。

出席扱いの要件(文部科学省の通知)

  • 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること
  • 施設は原則として公的機関。公的機関に通えない等の事情があれば民間施設も考慮されてよい
  • その施設に通所または入所して相談・指導を受けること
  • 民間施設が適切かどうかは、校長が教育委員会と連携して判断する
保護者

秋田県や市町村に、独自のガイドラインはあるのでしょうか。

案内役

2026年9月26日時点で、秋田県教育委員会がフリースクール等の出席扱いについて公開しているガイドラインは、当サイトの調査では特定できませんでした。運用は市町村教育委員会と在籍校ごとに違う前提で、在籍校に「この施設に通う場合、出席扱いの相談はできますか」と早めに聞いておくと、あとで慌てずにすみます。能代市の補助は出席扱いが前提条件なので、能代市の方はこの相談を申請の前に済ませておく必要があります。出席扱いの全体像はフリースクールと出席扱いにまとめています。

保護者

そもそも、フリースクールと教育支援センターはどう違うのでしょうか。

市町村の教育支援センターと、秋田市の新しい学校

案内役

この節では、公立の選択肢をお話しします。教育支援センター(適応指導教室)は市町村の教育委員会が開設している不登校の子どものための居場所で、県が取りまとめている「居場所の基本情報」(令和8年6月現在)には、鹿角市、能代市、三種町、潟上市、大仙市・美郷町、仙北市、横手市、湯沢市、にかほ市の教育支援センター、大館市、北秋田市、由利本荘市の適応指導教室、秋田市の「すくうる・みらい」が載っています。一覧は54件まで番号が振られ、教育支援センター以外の民間の居場所やフリースクールも含まれています。

保護者

教育支援センターは、どんな場所ですか。

案内役

秋田市の「すくうる・みらい」を例にすると、不登校の子どもの適応指導を行い、保護者の電話相談・来所相談に応じる場所です。家庭に閉じこもりがちな子の家に話し相手となる大学生などを派遣する「フレッシュフレンド」や、校外体験活動もあります。能代市の「はまなす教室」は毎週月曜から金曜の午前9時から午後3時まで学期中に開設され、出席日数は在学校の出席として加算されると市が明記しています。体験入級ができ、能代市以外の学校の児童生徒も相談のうえ入級できます。申し込みは電話52-8282です。利用料については、市の案内ページに記載がなく当サイトでは確認できていないので、利用を検討する際は各センターに直接確認してください。

保護者

秋田市に新しい学校ができると聞きました。

案内役

秋田市は、不登校や不登校傾向の子どもが安心して学べる「学びの多様化学校」として、「秋田市立みらい学園小学校・中学校」を令和9年(2027年)4月に開校する予定です。広報あきた2026年7月号によると、場所は旧下北手小学校、対象は小学1年から中学3年、生徒数は60人程度で、ゆとりある登校時間や授業時数のもとで特色ある教育活動を行う新しい形の学校とされています。秋田市教育委員会のページには転入学に係る教育相談やプレオープンスクールの案内が載っているので、秋田市の方は学校教育課(018-888-5808)に問い合わせてみてください。転入学の条件や手続きは市の案内で確認が必要です。

比較項目教育支援センター学びの多様化学校(秋田市立みらい学園)フリースクール等民間施設
設置者市町村教育委員会秋田市(公立の小中学校)民間
利用料公立の仕組み(詳細は各センターに確認)公立の小中学校施設ごとに異なる(能代市は2分の1・月12,500円まで補助)
出席の扱い能代市はまなす教室は在学校の出席として加算在籍校そのものになる(転入学)校長が教育委員会と連携して判断
開始各センターに相談2027年4月開校予定施設ごとに見学・体験
保護者

どちらにするか迷ったとき、誰に相談すればいいのでしょうか。

秋田県内の相談窓口

案内役

この節では、無料で使える公的な相談窓口をお伝えします。まず秋田県総合教育センターの「すこやか電話」(0120-377-804)は、不登校やいじめ、就学や進路、学習の悩みの相談に、月曜日から金曜日の8時30分から17時00分(祝祭日・年末年始を除く)に応じています。県のページには、いずれの窓口も本人だけでなく家族からの電話も受け付け、相談は無料で秘密は厳守される、と書かれています。夜間や休日は、全国共通の「24時間こどもSOSダイヤル」(0120-0-78310)が24時間365日受け付けています。

保護者

秋田市や能代市には、市の窓口もありますか。

案内役

秋田市は「不登校に係る保護者相談」を月曜から金曜の9時00分から16時30分に秋田市教育研究所(018-866-2255)で受けていて、臨床心理士による相談も月4回程度、予約制で学校教育課(018-888-5808)が受け付けています。臨床心理士との個別面談と、同じ悩みを抱える保護者との座談会を組み合わせた「心のふれあい相談会」もあります。能代市は「風の子相談」(89-1616)が月曜から金曜の午前9時から午後3時まで電話と面談に応じ、令和8年度からは学校と保護者をつなぐ「学校・保護者連携アドバイザー」(学校教育課73-5178)も置かれました。

窓口電話受付内容
すこやか電話(秋田県総合教育センター)0120-377-804月〜金 8時30分〜17時00分(祝祭日・年末年始除く)不登校・いじめ・就学や進路・学習の悩み。無料・秘密厳守
24時間こどもSOSダイヤル0120-0-7831024時間365日全国共通。夜間・休日も可
秋田市 不登校に係る保護者相談(秋田市教育研究所)018-866-2255月〜金 9時00分〜16時30分相談員が対応。臨床心理士の相談は018-888-5808で予約
能代市 風の子相談89-1616月〜金 午前9時〜午後3時(祝祭日・年末年始除く)学校に行けないことなどの相談。面談も可
能代市教育委員会 学校教育課0185-73-5178平日補助金の申請・認定施設の確認、学校・保護者連携アドバイザー
お住まいの市町村教育委員会各市町村平日市町村独自の補助、出席扱いの手続き、教育支援センター
保護者

学校にはどう相談すればいいですか。

案内役

在籍校の担任か、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに「学校外の居場所を考えている」と伝えるところから始めるのが自然です。秋田県教育委員会は令和8年度版の「スクールソーシャルワーカー活用リーフレット」を公開していて、福祉や医療の窓口につなぐ役割を担っています。学校と関係を保っておくことは出席扱いの要件にもつながり、能代市の補助では条件そのものです。相談先の選び方は不登校の親の相談先にもまとめています。県は「あきたこども・若者支援機関マップ」(令和8年6月更新)で、国・県・市町村の窓口とNPO等の民間団体をまとめて公開しているので、地域の相談先を一覧で見たいときに役立ちます。

保護者

秋田県内で、実際にフリースクールを探すにはどうすればいいですか。

秋田県内のフリースクールの探し方と、近くにない場合

案内役

この節では、県内の施設の探し方と、通える範囲に見つからない場合の考え方をお話しします。県の「居場所の基本情報」は、市町村や市町村教育委員会、社会福祉協議会などへの照会で情報提供された居場所と県事業で設置した居場所を取りまとめたもので、市町村ごとに個別表のPDFが開けます。教育支援センターと民間の居場所が同じ一覧に並んでいるので、まずここでお住まいの市町村欄を見るのが近道です。

保護者

このサイトにも秋田県の施設は載っていますか。

案内役

2026年9月26日時点で、当サイトには秋田県の施設を2件掲載しています。フリースクールRAUM(ラウム)とフリースクール Find My Futureで、どちらも秋田市にあり、県の「居場所の基本情報」の秋田市欄にも載っている施設です。ただし、料金や小学生の受け入れ可否、連絡先の使い分けなど当サイトで未確認の項目が残っているので、施設ページの公式サイトから直接確認してください。県内の一覧は秋田県のフリースクール一覧からご覧いただけます。

保護者

通える距離に施設がない場合は、どうすればいいでしょう。

案内役

3つの選択肢があります。1つ目は、お住まいの市町村の教育支援センターを先に見学することです。2つ目はオンラインのフリースクールで、家から参加できる分、通所の負担がありません。ただし文部科学省の通知の要件は通所または入所が前提で、能代市の補助も授業時間内の「利用」を対象にしているので、オンライン利用が出席扱いや補助の対象になるかは学校と市の担当に個別に確認が必要です。3つ目は隣県の施設で、青森県、岩手県、山形県、宮城県の一覧も見られます。考え方は近くにフリースクールがない場合とオンラインフリースクールにまとめています。

保護者

見学のとき、補助や出席扱いのことはどう聞けばいいでしょうか。

案内役

3つ聞いておくと後がスムーズです。1つ目は利用料の内訳で、月謝、入会金、教材費などを分けて聞くと、能代市の補助のように「授業時間内の利用料だけが対象」という制度に対応しやすくなります。2つ目は在籍校との連携の実績で、子どもの様子を学校に報告した経験があるかを聞くと、出席扱いの相談も能代市の補助の条件も進めやすくなります。3つ目は、週に何回通う想定かで、能代市では1回も利用しない週がある月は補助が出ないためです。見学の準備はフリースクール見学チェックリストも参考にしてください。

秋田県でフリースクールを検討するときの順番

  • 在籍校に「学校外の居場所を考えている」と伝え、出席扱いの相談ができるか聞く
  • 能代市なら、利用開始前に学校教育課(0185-73-5178)へ認定施設と申請書を確認する。他の市町村は教育委員会に補助の有無を聞く
  • 県の「居場所の基本情報」でお住まいの市町村欄を見て、教育支援センターと民間施設を両方見学して比べる
  • 秋田市なら「すくうる・みらい」と2027年4月開校予定のみらい学園の相談も選択肢に入れる
  • 迷ったらすこやか電話(0120-377-804)に相談する
保護者

秋田県で不登校の子はどのくらいいるのでしょうか。うちだけではないと思いたくて。

案内役

県教育庁義務教育課の資料によると、令和6年度の公立小・中学校の不登校児童生徒数は小学校695人、中学校1,313人、合計2,008人で、前年度から91人増えています。1,000人当たりでは秋田県が小学校19.8人、中学校65.5人、平均36.4人で、全国の平均38.6人よりは少ないものの、県内でも毎年増えている状況です。決して珍しいことではなく、県も市も窓口や居場所を増やしています。制度は年度ごとに変わることがあるので、この記事の内容は2026年9月26日時点の公式資料にもとづくものとして、申請前には最新の公式ページを確認してください。

この記事について

この記事は一般的な情報の提供を目的としています。出席扱いや公的支援などの制度は自治体・学校ごとに運用が異なるため、最終的な判断は在籍校・教育委員会・各施設への確認をお願いします。記事はAIによる下書きと機械チェックののち、公開前に人間が内容を確認しています(編集・レビュー方針)。

参考資料(一次情報)